2015-06-01

書道家柿沼鬼山氏 IN オーストラリア!


GRAPEVINE ASIAのアートワークを
やって頂いております

書道家柿沼鬼山氏が

オーストラリア シドニーにて〜〜〜

ハンパないです!!


現存するシドニー最古の建物、

カドマンズ・コテージに、

柿沼鬼山氏が描き下ろした

CG映像が投影!!


想像しただけで震えます。


『 INORI/pray 』the propaganda mill INTER/play "johakyu" mix vividsydney2015
cadmans cottage,bligh and barney reserve,the rocks NSW 2000 



以下 柿沼鬼山氏文

おはようございます、白百合イチゴです。
先日オーストラリアの古都、シドニーに初めて訪れて参りました。vividsydneyという、光や電飾による演出をシドニーの街の中心部全体に誂(あつら)えた、現代アートの祭典に参加するためです。
このフェスティバルに、僕の良き友人であるパトリック・シェイリー氏と、その相棒で全てのプログラムを担当するダン・トーマス氏が主宰する、ネクストレベルのコンピュータグラフィック集団、プロパガンダ・ミルが例年参戦していて、今年は1816年に建設された、現存するシドニー最古の建物、カドマンズ・コテージに、描き下ろしのCG映像を投影しました。




オペラハウス近くの殷賑とした場所柄もあり、本当に本当に沢山の人たちに見てもらえた事、
感謝の言葉しかありません。
僕達が出品したブース、インター/プレイの特徴は、建物の前を通る来場者の姿をセンサーが感知し、投影された映像の中に写り込む仕組みなので、大人は勿論、小さな子供たちは特に皆、映像の中に取り込まれて不思議な形になった自分の幻影を追って、飛んだり跳ねたり踊ったり、雨脚の中でさえ終始人だかりは絶えず、大変賑やかな現場感を醸し出していました。
僕の描いた絵は、投影された映像の中の一場面に組み込まれ、一瞬出て来るだけのささやかなものですが、むしろ幻感が増し、僕にとってはお寺の御本尊御開帳と同じくらいの風韻を感じました。
群衆に紛れ、映像よりも周囲の人たちの反応の方に目を向けていると、隣りにいた白髪の老夫婦が、踊る子供たちと幻想的な映像をまるで孫でも見るかの様に目を細め、柔和な笑顔でじっと眺めていたのですが、僕の描いたものが壁面に現れた時、声を上げて晴れやかな笑顔に変わり、イッツビューティフルと何か英語の言葉を交わし合い、喜び抱き合ってチューし始めました。ガネーシャの3Dです。御本尊が現れました。この感動を超えるものは、日本では最早高野山マッピングしかないと思います。
西洋人が持つこの豊かな感受性と飾りのない喜びの表現の中には、型にはまり、時に窮屈な人間関係を強いられる僕達日本人が持つ伝統的な幸せの表し方とはまた違った雰囲気の暖かいぬくもりと、素直な感情をそのまま表わし、純粋で正直な気持ちが分かり安く伝わって来る波長など、屈託のない、構えていない態度が本当に好感が持てる文化だと思います。天晴れな老夫婦ごと自分の映像をこの目で見れた事は、更なる精進の大きな糧となりました。この言い尽くせない幸せな経験を提供してくれた、プロパガンダ・ミルの皆さんに、最大の敬意を表します。本当にありがとうございました。
シドニーの街は全く清々しい場所で、横浜とか神戸の様な、いわゆるロマンス系絶景ハーバーヴューの西洋盤なので、いるだけで気分が風にそよぎ、誰でも異邦人になれるのです。食事はプロパガンダの皆といつもレストランでパンとコーヒーを頂きました。外国の友達と、初めての街で、何食べようかと話している時点でもうおいしい気持ちになります。楓の街路樹、香る海風、石畳の階段、楽しそうに道行く人々、そしてアコーディオンの調べ、何を言ってるのか全然分かりませんが、それでも楽しそうに皆が話している風景を体感しているだけで満足です。しかも街を挙げてのライティングフェスティバル中なので、豪奢な石造りの西洋建築に、どかんと放たれた極彩色の幻影芸術が熱気を帯びて浮かび上がり、湧き立ち、空間ごともってかれました。外国のお祭りは、文字通り圧巻、ばしっと気持ちを着替えた気分です。新たな気持ちを胸に、褌締め直してもっと頑張ります。
心踊る豪州巡礼の最後に、忘れられない思い出が山ほど出来たシドニーの旅、低い階段だけど、一段踏み上がる事が出来たと確信します。この喜びを胸に、日本での活動も更に広げて参りたいと思って居ります。今年は修験者の山岳修行にも挑戦したいです。そしてまた各地で書作展も行なう予定でいますので、どうぞ皆様、御愛顧の程宜しくお願い奉りつつ筆を置き、天照の懐に回帰致したく存じます。
そして最後に重ねて、
寡黙なジャップに惜しみなく帯同してくれたプロパガンダ・ミルの同志達に
心から全力で深謝致します。

最高の旅、本当にありがとうございました。また来年もよろしくお願いします!



今後の書道家柿沼鬼山氏の動きに乞うご期待!!

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